作業療法士のブログ
『文化喫茶』開店いたしました。
11月21日と22日の二日間、年に一度の『文化喫茶』を開店いたしました。
この『文化喫茶』では、入院患者さんやデイケアメンバーさん、さらには職員が創作した作品を会場に展示します。
今年もいろんな作品がならびました。
OT活動で作ったもの、みんなで共同で作ったもの、余暇時間に一人で作ったもの、看護学生さんと一緒に作ったもの・・・。
これらを展示する準備作業はなかなか大変ではありますが、制作者の「言葉にならない思い」に触れられるような気がして、私にとってはとても大切で、大好きな時間なのであります。はい。
「うわ~これすごかね!」
「これ誰が作ったと?!」
「〇〇さん、字の上手さ~」
あちこちからそんな声がきこえます。
達成感、充実感、自信、誰かに認められる感覚、誰かとつながっている安心感・・・
形あるものを作ることで得られたものは、形のないものでした。
来年も、形あるものを作っていきます。
出展していただいたみなさま、ありがとうございました!
OTからくさ
秋まつり、ありがとうございました!
10月13日、『第16回小鳥居諫早病院秋まつり』を開催いたしました。
台風が次々と来日(?)していた数週間でしたが・・・当日は雲ひとつない秋晴れ!
今年もたくさんのお客さまに来ていただき、貴重な交流の場をもつことができました。
嬉しいかぎりです!本当にありがとうございます!
今回は県内のイベントに引っ張りだこの二組、星の子保育園さんとコパンカフェバンドさんをゲストにお迎えしました。
星の子保育園さんによる星の子太鼓は、さすがの堂々とした演奏で、患者さんたちもその迫力にググッと引き込まれ、聴き入っておられました。
コパンカフェバンドさんは、楽しいMCと楽しい演奏で会場をひとつにしてくれました。一緒にキメポーズする会場はみんな笑顔!
そして大盛り上がりとなった交流ゲームやラムネ早飲みでは、見覚えのある子どもたちの姿に成長を感じ(勝手に)、この場で同じ時間を過ごせることに幸せを感じました(勝手に)。
思えば、『まつり』はたくさんの人の善意と協力で成り立っています。
そしてそのすべてが「楽しんでもらおう」「楽しもう」「一緒に楽しく過ごそう」と、ひとつのゴールに向かっています。
それはきっと美しいことで、何物にも代え難い、たいせつなことだと思います。
そういったものを生み出すのもまた、日常とはちょっと違う特別な日『まつり』の力なのだと思いました。
星の子保育園さん、コパンカフェバンドさん、来場してくださったご家族や地域のみなさま、ご協力いただいたすべてのみなさま、本当にありがとうございました!
第16回小鳥居諫早病院秋まつり実行委員長OTからくさ
第16回小鳥居諫早病院秋まつりを開催いたします。
10月13日(土)14時より、『第16回小鳥居諫早病院秋まつり』を開催いたします。
今回は、星の子保育園のみなさんの太鼓演奏、そしてコパンカフェバンドさんの演奏と、盛り沢山です!
そのほか、出店やイベントも用意しておりますので、ぜひお気軽に遊びにいらしてください!
小雨の場合は出店のみ開店いたします。大雨の場合は中止となります。
その際、イベント等は病棟内にて行ないますが、棟内への入場は患者様ご家族までとさせていただきます。
ご了承ください。
現在、まつりに向け鋭意準備中です!
晴れますように!どうか!
OTからくさ
夏の「院内喫茶」開きました。
8月29日、夏の「院内喫茶」を開きました。
きびしい残暑をやわらげるように、ゆっくりとした時間が流れます。
今回の目玉メニューがこちら!
ひんやりスウィーツに、お客さんの表情も甘~くほころびます。
さて、この日もウェイトレスの皆さんは大活躍。
ベテランウェイトレスのAさんには、ちょうど看護実習生さんがついていました。
「あっちで手を洗ってきて、手袋してね。」
「戻ってきたらお盆はここに置くのよ。」
後輩(?)を従え、心なしかいつもよりハリのある表情・・・うん、頼もしい!
やっぱ仕事・役割があるってええなぁ・・・。
このとき、Aさんの病気の部分なんてまるでみえません。
作業活動を通して、「病気」や「できないこと」ではなく、「健康な面」や「できること」に焦点をあてる。
そしてそれを言葉でも数字でもなく、「経験」として積み重ねることができる。
それ、作業療法の他ならない特徴だと思います。はい。
テキパキと後輩指導するAさん・・・もう、ス〇バでも通用しますって!!
キャ、キャラメル、フ、フラペチーノ、ひとつください!
OTからくさ
第15回小鳥居ゆめ総体を開催しました!
7月18日と19日、恒例のレクリエーション大会『小鳥居ゆめ総体』を開催しました。
この2日間は病棟やデイケアの垣根を越え、老若男女が同じ競技で真剣勝負します。
そこに遠慮はありません。これこそバリアフリー!
会場は熱気につつまれ、外気との温度差を縮めていきます。
よく笑い、くやしがり、ひとのことを応援し、ひとから応援され、ひとの成功を祈り、ともに喜ぶ・・・
レクリエーションを通して、さまざまな感情がうまれ、共有されます。
だれかと同じ気持ちでいることの、なんと贅沢なこと!
だれかと同じ気持ちでいることの、なんと心強いこと!
レクは、あそびです。
あそびは、生きていく上ではなくてもいいものかもしれません。
でも、その「なくてもいいもの」のなかにこそ、ひとを豊かにする何かが隠されていると思います。
それを見つめつづけるOTでありたい、そう私は思っています。
それにしても、残暑が厳しいざんしょ?
・・・あそびです(汗)
OTからくさ
春の小径。
4月に入ってもう半月が経ちました。
新たなスタートをきった方もたくさんいることでしょう。
朝出勤する際に、真新しい制服に身をつつんだ学生さんの姿をよく見かけます。
実に初々しい!
こちらも、初心に返る思いです。
さて、当院ではいま芝桜が満開となっております。
ここでは患者さんも職員も、足を止めてしばし癒やされています。
新生活というものは、心踊る反面、なにかと疲れてしまうもの。
新しい人、新しい環境、新しい生活リズム・・・
そんな我々を癒やすように、たくさんの花が咲いています。
時には歩くスピードを緩めて、まわりに目を移してみてはいかがでしょうか。
花とか、なにかに気付けるかもしれませんね。
OTからくさ
花と鳥。
3月27日、早くも満開を迎えたデイケアヒュッゲの桜。
さっそくお花見へ行きました。
ひろがる青空と満開の桜!
心地よい春の風!
桜が目に映った瞬間、皆さんの表情もパッと明るくなります。
鳥たちも桜の花々にあつまり、にぎやかにさえずります。
それを見たある患者さんがひとこと。
「鳥も花見にきとるねぇ」
そのゆたかな感性にハッとしました。
「鳥も喜んどるやろねぇ」
「桜もこんだけ見られて嬉しかろう」
ほんとうに、ゆたかです。
鳥は、生きるために花見をしません。
鳥は生きるために花に集い、蜜を吸います。
人も、生きるために花見をしません。
人はゆたかに生きるために、花見をします。
人がゆたかに生きるために必要なことって何だろう?
そんなことを考えながら、ゆたかな時間をすごしました。
OTからくさ
雪化粧2。
2月12日。またまた雪となりました。
今年は本当に雪が多いです!
雪が積もると、いろいろと生活に支障が出て困ってしまいますね・・・
本日の当院の様子です。
先週から平昌オリンピックが始まっていますが、あちらも極寒のようですね。
これぐらいで負けられん!と思いつつも、くれぐれも事故のないようにしたいですね!
今年はまだまだ油断できません。気をつけていきましょう!
OTからくさ
雪化粧。
1月11日、強力な寒波の影響で諫早にも雪が・・・
まだまだ冬は続きます。こういった天候も再びあるかもしれません。
雪に慣れていない私たちだからこそ、十分な備えと心構えをしておきたいものです。
そしてなにより、決して無理をしないこと。
1月9日には、長崎県にもインフルエンザ流行警報が発表されています。
こちらにも気をつけたいですね。
冬は気をつけることばかりですが、そのぶん春のよろこびを大きくしてくれることでしょう。
春まで、たくさん気をつけていきましょう!
OTからくさ
本年もよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
昨年の世界情勢はさまざまな不安をふくんだ変化がありましたが、当院では変わらず、患者様に「心の平和」を提供できるよう、益々努力していきたいと考えております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
小鳥居諌早病院OTスタッフ一同