作業療法士のブログ
雪化粧2。
2月12日。またまた雪となりました。
今年は本当に雪が多いです!
雪が積もると、いろいろと生活に支障が出て困ってしまいますね・・・
本日の当院の様子です。
先週から平昌オリンピックが始まっていますが、あちらも極寒のようですね。
これぐらいで負けられん!と思いつつも、くれぐれも事故のないようにしたいですね!
今年はまだまだ油断できません。気をつけていきましょう!
OTからくさ
雪化粧。
1月11日、強力な寒波の影響で諫早にも雪が・・・
まだまだ冬は続きます。こういった天候も再びあるかもしれません。
雪に慣れていない私たちだからこそ、十分な備えと心構えをしておきたいものです。
そしてなにより、決して無理をしないこと。
1月9日には、長崎県にもインフルエンザ流行警報が発表されています。
こちらにも気をつけたいですね。
冬は気をつけることばかりですが、そのぶん春のよろこびを大きくしてくれることでしょう。
春まで、たくさん気をつけていきましょう!
OTからくさ
本年もよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
昨年の世界情勢はさまざまな不安をふくんだ変化がありましたが、当院では変わらず、患者様に「心の平和」を提供できるよう、益々努力していきたいと考えております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
小鳥居諌早病院OTスタッフ一同
クリスマスの借りもの。
12月25日が過ぎると、あれほど欧米テイストを打ち出していた街が容赦なく和テイストに一変!
日本って、フシギデスネ。
ところで私、今年のクリスマス会で鍵盤ハーモニカ(いわゆるピアニカ)を演奏しました。
出し物の合唱の伴奏として。
自分自身も大きな挑戦でしたが、練習の際、本番が近づくにつれてみなさんの表情がイキイキと変化していき、気持ちもグッとひとつになってくる感覚を何度も味わいました。
その感覚は一種の連帯感となり、「仲間」がいることの安心感にもつながっていくと思うのです。
そして安心感は、ひとを前向きな気持ちと行動に向かわせます。
このような行事でしか得られないものがあって、それは誰もが経験の中で知っているもの。
作業療法ではただそれを借りているだけ・・・そう思っています。
あ、ピアニカは娘から借りました。
「いやだ!キモい!」とか言われなくて、よかったデスネ。
OTからくさ
冬の歌謡ショー2017
12月4日、福岡より倉員大作さんをお招きして慰問コンサートを開催しました。
今回は『冬の歌謡ショー2017』と題し、患者さんにもステージに上がっていただきました。
懐メロあり、踊りあり、デュエットあり・・・FNS歌謡祭にも負けていません!
リハーサルでのひとコマ。
倉員さんが音響チェックのために一節歌い始めます。
するとどこからともなく患者さんたちが集まりだし・・・あっという間に人だかりが!
わかります。正直その歌声、鳥肌が立ちました(>_<)
演歌歌手として活躍されていた倉員さん、さすがです!
本番でもみなさんその歌声に魅了され、会場はひとつに。
歌謡界の裏話も楽しく、あっという間に時間は過ぎていきました。
会場には涙を流されたり、握手やサインを求める姿まで。
歌ってやっぱり素晴らしい!
人間、時には歌が「薬」になることだってありますもんね。
歌であったり、花であったり、誰かの優しいひと言だったり・・・人はそういうもので心ゆたかになれる生き物なのだ、ということを改めて実感しました。
倉員さん、素敵な歌声を本当にありがとうございました!
OTからくさ
作品は、人。 ~文化喫茶より~
11月21日・22日の二日間、初めての行事となる『文化喫茶』を開催しました。
文化喫茶は、定期的に行なっている「喫茶活動」と、作業療法などで製作した作品の「作品展示会」とを融合させたものです。
作品の発表の場をもつこと、またそれを通じた交流をもつことが目的です。
作品という媒体を通して、交流は深まります。
「よくできていますね~!頑張ったですね!」
「いや~そげんなかですよ~」
そう言いつつ照れくさそうな笑顔。
交流…気持ちを伝え合う情緒的な交流がそこにうまれます。
作品を認められることは、そのまま、自分を認められることにつながります。
他者から認められること。
これほど自信につながったり、意欲につながるものはないのではないでしょうか?
「作品は、人。」
そうとらえて、作品も、こういった機会も、大切にしていきたいと考えています。
OTからくさ
秋まつりへのご協力ありがとうございました!
10月7日、季節はずれの猛暑の中、第15回小鳥居諌早病院秋まつりを開催いたしました。
今回もたくさんのお客様にお越しいただき、たいへんにぎわいました!
まつりの様子は、後日あらためて紹介したいと思います。
暑い中演奏してくださった中里保育園さま、テントをお貸しいただいた御館山小学校さま、そしてお越しいただいたすべてのみなさまに心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!
第15回小鳥居諌早病院秋まつり実行委員長
OTからくさ
ゆめのあと。
先日行なわれた『小鳥居ゆめ総体』、わが西2棟は大活躍!
なんと、四種目のうち優勝が2チーム、準優勝が2チーム、三位が1チームという院内トップの成績でした!
高齢の患者さんや車椅子の患者さんが多くを占める西2棟ですが、
やればできる!!
そう感じさせてくれる戦いぶりでした。
一生懸命練習しましたもんね~
その達成感やよろこびは、日常生活にも変化をもたらしているようです。
脳トレの時間、いつもは一枚しか問題を解かないAさんが、今日は自分から二枚目に取り組んだり。
ぼんやりした表情の多いBさんが、満面の笑みで賞状を見つめていたり。
あまり他の方とは話さないCさんが、楽しげにあの日の試合についてチームメイトと語っていたり・・・
レクって、その場を楽しむだけじゃない、そのあとにもつながるなにかを与えてくれるんですね。
いやぁ、今回、ホント泣けました。
頼もしかったっす。よかったっす。大好きっす。
来年は、防衛戦だっ!
OTからくさ
ビンゴォ~!!
やっと梅雨らしくなってきましたね。
ジメジメはやっかいですが、雨が降らないと農作物も育ちません。
さて、そんな雨の時期には屋内レク!ということで、毎年恒例の「小鳥居ゆめ総体」の練習が始まっています!
みなさん本番に向けて熱心に練習されています。
今年は新種目『輪投げdeビンゴ!』を加え、4種目での棟対抗戦。
すべて当院オリジナルのレクリエーションです。
誰でも、誰とでも。
レクは「遊び」です。
でも、そこに共通の目標ができると自己価値を見出す共同作業にも昇華します。
可能性は無限大。ビンゴォ~!
さあ、練習練習っ!!
OTからくさ
一期一会。
5月25日、大村公園の菖蒲園に行ってきました。
気温も高く、初夏を思わせる陽射し。
三分咲きほどでしたが、それでも多くのお客さんが訪れていました。
われわれが木陰で休んでいると、ひとりの老紳士が歩み寄ってきます。
80代の男性患者さんに「あなたは大正生まれ?」と一言。
ビックリしていると、この方なんと90歳らしく、その達者ぶりにさらにビックリ。
ふたりはしばしにこやかに会話し、握手してお別れ。
お互い長生きしましょう、とでも約束するように。
ずっと前から知っている者同士のように。
不思議です。
きっとあの老紳士も、ここが日常訪れるスーパーなどだったら、あんなふうに話しかけてはこられなかったのではないでしょうか。
ここは「花見」という非日常の「場」。
そしてその「場」を、来園者は知らず知らずのうちに共有しあっている。
だからきっと、見知らぬ人にも声をかけやすくなる。
「場」のもつチカラは不思議です。
一期一会って、出会う「場」が「場」なら、ただの通りすがりに終わってしまうのかもしれません。
そのひとにとってその「場」がどういった意味をもつのか・・・
その「場」が人にどんなチカラを与えるのか・・・
「場」を扱う作業療法士として、常に意識的・意図的でありたい。そう思った5月の花の午後でした。
OTからくさ