作業療法士のブログ
ちょっとずつ
南2棟には開放感のあるベランダがあります。そこの花壇では、芝桜がきれいに花を咲かせてくれました。
この芝桜は数年前に1株だけ植え付け、さし芽と株分け、水やりなんかの世話をこつこつ繰り返してちょっとずつ広げていきました。日々のお世話は患者さんと共同作業です・・・なにげに私の自慢です!
私自身はといいますと、数年前からこそこそと各地の研修や試験を受講しておりました。そしてやっと認定作業療法士を得る条件が揃いました。(現在申請中)これまでこつこつと積み重ねていった成果だと思います。これも私の自慢(笑)
花も人間もちょっとずつ積み重ねていくと成果がでるのかな!
OTらっきょ
2021ひまわり成長記録②
2020東京オリンピックも始まり、メダル獲得者も続々と出ていますね。
みなさんはこれが自分の「金メダル」というものはありますか?
私は今年咲いたひまわりだと思っています。
最終的にはほとんどが3mほどまで成長してくれました。
まさに金メダル級です!!
まだ幸い九州地方には台風が来ておらず、まだもう少し咲いてくれそうです。
良く日光の当たる中庭の花壇には3m越えのひまわりばかりですが、
日陰が多い花壇のひまわりは130cmほどしかありません。
太陽の偉大さを感じます。
まだまだ暑い日が続きますがお体を大切に、この夏を乗り切りましょう!
OTゆいまーる
2021ひまわり成長記録
みなさんこんにちは!
本当に梅雨?!と言うくらい晴れた天気が続いていますが
体調は崩されていないでしょうか。
寒暖差がある時は体調を崩しやすくなるので気を付けて下さいね。
さて、1年ほど前にも成長記録としてひまわりを紹介させていただきましたが、
今年もその季節がやって参りました!
今年のひまわりは、実に大きい!!です。
写真じゃわかりにくいですが・・・156cmの私よりはるかに大きいです!
まだ蕾もなく、もっともっと大きくなる予感です♪
またひまわりの花が咲いた頃に紹介させて頂ければと思いますm(__)m
OTゆいまーる
外来リハのスタッフを紹介します!①
先月より、久々に外来リハが再開しました。
コロナ禍の中でも参加希望の問い合わせがあり、ありがたい限りです(>_<)
まだ新設して日が短い外来リハですが、「どんな人がしているんだろう?」と疑問に思う方もきっといるはず!?
ということで!2回シリーズで、外来リハを行っているスタッフの紹介をしたいと思います。
まず1回目は『不眠の認知行動療法』を担当しているスタッフです。
初めまして!作業療法士になって20年目、41歳2児の父です。
趣味はサッカー、特技は子守り(家事も得意なイクメンです)で休みの日は子供と出かけるのが楽しみです。
不眠の認知行動療法を開始し15人ほどの方に参加をして頂きました。
始めは「こんなきついことするんですか」と驚かれる方が多く、心の中は申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが・・・参加後に睡眠薬が減ったり、感謝の手紙をもらったりすることで自分自身のやりがいにも繋がっています。
まだまだ試行錯誤していますが、患者さんのために日々励んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
小鳥居諫早病院は長崎県で唯一、睡眠医療認定医療機関(A型)に認定されている病院です。
また、『不眠の認知行動療法』はまだ全国的にも広く普及していない治療法ですが、当院では長崎県で初!先駆けて導入しました。
「眠れない」「夜中目が覚める」「熟睡感がない」「不眠が続いている」などのお悩みをお持ちの方、ぜひ一度ご相談ください!
外来リハ担当 作業療法士
桜の季節です。
今年もデイケアヒュッゲの桜が美しく咲きました!
足をとめて見上げる人、
花を肴に語らう人、
桜の下にはひとが集まります。
今年は史上最も早い開花に加え、咲き始めてから満開までのスピードも早く。
活動予定を繰り上げて花見にしたり、若干慌てました。。。
そうそう、夜のライトアップもすてきなんです。
桜の季節は、卒業、入学、就職、引っ越し・・・と、人も心もおおきく動く時。
高揚感と不安感とが入り交じります。
くすぐったいような、怖いような、それでいて何となくいいことが待ち受けていそうな。
桜をみるたび、何度でもそんな感覚がよみがえります。
時を戻そう、ってやつですかね。
え?
そろそろ葉桜になってきました。
いいことありそうな予感を胸に、新たな年度へ踏み出したいですね。
OTからくさ
「窮屈さ」の正体。
今年に入って早くも二ヶ月が経とうとしています。
春めいた陽気になったり雪が積もったり、このところ季節が行ったり来たりしていますね。
さて、昨年は新型コロナウイルスに大きく揺さぶられた一年となりました。
友人や離れた家族となかなか会えなくなったり、
仲間と食事を囲んでワイワイすることもしにくくなったり、
スポーツやライブ、各地のイベントなど、中止になったものがたくさん。
このような状況を窮屈に感じている方も多いのではないでしょうか。
しかしこの「窮屈さ」は、裏を返せば私たちの『ふれあいや楽しみを求める心』そのものだと思うのです。
この一年で、私たちがこんなにもそれを求めていたことに気づかされました。
そして、それがいかに私たちの暮らしをゆたかにしていたか、ということにも。
作業療法でもそういった場を治療の媒体として扱います。
ふれあいの場、楽しみの場を大切にしています。
ひとがひとの暮らしをゆたかにするために大切にしていることは、作業療法も大切にしているのです。
昨年12月某日、西2棟にてクリスマス会を兼ねた誕生会を行ないました。
OTスタッフもささやかながら演奏のプレゼントを。
カホン(木箱のような打楽器)やハンドベルといった珍しい楽器の演奏で、目でも耳でも楽しんでいただけたのではないかと思います。
大きな行事が中止になるなか、小さくも大切なひとときを過ごすことができました。
窮屈な生活はしばらく続きそうです。
でも、この「窮屈さ」は『人間らしさ』。
そこに愛おしさと希望とを感じながら、コロナ禍でも変わらず大切な場を提供していきたいと思っています。
OTからくさ
認知行動療法はじめました。
新年明けましておめでとうございます。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
(作業療法士ブログの更新も頑張りたいとおもいますので、是非ご愛読いただければと思います。)
さて、昨年度からコロナウイルスの影響もあり、プログラムにも色々と制限が出ていますが…
新たな取り組みとして、南2階病棟では『認知行動療法』を始めました。
今までは主に外来患者様を対象に行っていましたが、今回内容を少し変更し、どなたでも参加できるような~入門編~として病棟でも行うこととなりました。
外来の認知行動療法では“認知”に着目していますが、病棟で行っている認知行動療法は認知に加え、“気分を変えるための行動”や“自分の気持ちを上手に伝える方法”などの実践的な内容も加わっています。
はじめは参加される方から「難しい」等の声も多かったですが、テーマが『ストレスとどう向き合うか』とどなたにも共通するものであるため、徐々に浸透しているような気がします。
また、認知行動療法も新しいメンバーが加わりました。
現在、外来の認知行動療法は募集停止中ですが・・・再開した際にレベルアップした内容をお届けできるよう日々研鑽していきたいと思います。
*おまけ*
当院もLINEを始めました。
作業療法士ブログ更新や外来認知行動療法の再開等のお知らせもしますので、是非登録してください!
OTのっぽ
デイケアヒュッゲのイルミネーション
随分長いこと更新をしておりませんでした・・。
コロナ禍でデイケアの活動も様々な制限の中でも楽しくやっておりました。
クリスマス間近ということで、デイケアをイルミネーションで飾ってみました。
電飾だけではなく、壁にはプロジェクションライト(っていうんですって)を当ててます。雪やサンタがきれいに映っています。
夜、お近くに来られた際はちょっと覗いてみてください☆
OTウォーリー
当院の不眠の認知行動療法
「寝つきが悪い」「夜中目が覚めてしまう」「眠った感じがない」など、不眠の症状は人それぞれです。これが、日中の生活にまで影響することがあると不眠症と言われています。こういった不眠で悩む人の数は加齢とともに増加する傾向にあります。
みなさんは、眠れないときどうしますか?
その多くの治療法として薬物療法があげられると思います。適切な薬を決まった量服用し、眠れれば問題はありません。そして、治療法には薬物療法の他に、不眠の認知行動療法というのがあります。今回はこれをご紹介します。
不眠の認知行動療法は、簡単に言うとご自身の睡眠状況や日中の過ごし方を振り返り、対処方法を学びながら、適切な眠りに近づけていくといったものです。効果として、70~80%の方に有効であるとされており、安全かつ長期的にも効果が持続されます。
当院では数か月前から外来患者さんを対象にこの不眠の認知行動療法を細々と進めてまいりました(笑)患者さんの眠りに対する悩みは様々です。「寝つくのに2時間かかる」や「もっと眠りたい」などなど。そういった患者さんに丁寧に説明し、ご自身にあった眠りを見つけれるように手助けしています。治療を受けられた患者さんからは「眠りが良くなった」や「お薬を減らすことができた」など嬉しいお声をいただいております。
眠りで悩んでいる方、快適な眠りを目指すため受診してみてはいかがでしょうか。
OTらっきょ
外来リハを開始して1年が経過しました。
またまたお久しぶりの投稿になりました(>_<)
今日は、外来リハを開始して1年が経過した記念に!?
当院で行っている認知行動療法の雰囲気を、少しですがお伝えできればと思います。
まずは、認知行動療法とはどんなものかを簡単に説明したいと思います。
私たちは誰でもストレスを感じることはありますが、その時に自分独自の『偏った認知』で物事を見てしまうことがあります。この『偏った認知』の特徴に気付き、他の視点で物事を見てみると少しストレスが軽くならないだろうか?ということをグループワークしながら理解していきます。
文章にすると難しいですが…実際は講義やグループワークを通して皆さんで一緒に学びます。
このような感じで、和気あいあいとした雰囲気で行っています。
HP用に撮影しましたが、笑いすぎてNGになった写真です(笑)
また、医師をはじめとした様々な専門職(作業療法士・看護師など)が入りますので、自身では気付かないような考え方の癖や傾向を見つけ、今後の治療に役立てることができます。
ちなみに、参加しているスタッフはこんな感じです!
当院の認知行動療法は平日の昼間という時間帯に行っているのですが、仕事を休んで参加してくださった方や家事の合間を見て参加して下さった主婦の方、現在休職中で復職に向けて参加して下さった方など…約50名近くの方にご参加いただきました。
また、参加している方は県内(諫早市・大村市・島原市・長崎市・佐世保市など)だけではなく、入院中の方は遠方の方もいらっしゃいます。
(※現在は新型コロナウイルスの影響もあり、県外の方の参加はご遠慮頂いております)
今後もスタッフ一同、皆様の治療に役立てるように研鑽してまいりますので、どうぞ2年目の外来リハもよろしくお願いいたします!