Archive for 2月, 2016

梅一輪。

まだまだ冷え込む日もありますが、少しずつ春を感じる日が増えてきましたね。

 

当院の梅も、咲いています。

うわついてないところがイイ。

素朴な花なんです。

 

今日は、ある俳句をご紹介します。

 

『梅一輪いちりんほどの暖かさ』

 

松尾芭蕉の高弟、服部嵐雪が詠んだ句です。
まだ冬の寒さが残るなか咲き始めた梅の、その一輪のまわりだけちいさな暖かさを感じられるようだ、という句です(解釈は諸説あります)。

少しずつ春が近づいてくるこの季節と、素朴な梅の花にピッタリな句ですね。

 

 

花や風の温度で四季の移ろいを感じる。
日本人ならではの感覚だと思います。

そんな、誰もがもっている四季感覚を、俳句であったり、食べ物であったり、散歩であったり、さまざまな活動の中で共有していけるのも作業療法の魅力のひとつ。

 

あたたかな春を待ちわびる気持ちも、一緒に感じていきたいと思います。

OTからくさ

 

 

食の宝庫

デイケアで「椎茸の菌打ち」なるものをしました。

クヌギの木にドリルで穴をあけ・・・。菌を穴に入れ木づちでコンコンと打っていきます。

チュイーン。どう?間隔大丈夫?

チュイーン。どう?間隔大丈夫?

 

穴に栓をする様に。リズムよく打てば楽しいです

穴に栓をする様に。リズムよく打てば楽しいです

 

利用者さんも初めての方がほとんど。初めのうちは一つ一つ確認しながらの作業でしたが、慣れてくれば楽しいものです。木づちの音が心地よく感じました。

 

櫓を組んで雨乞いをします。

櫓を組んで雨乞いをします。

 

人が生きる為に必要な「食」。そのものを作り上げる事が出来るのも作業療法の魅力ではないかと思います。

 

今回の椎茸さんが出て来るにはまだ時間が必要な様ですが、じっくりと育っていってほしいと思います。

OTウォーリー

文化祭にむけて。

3月9日・10日、恒例の『文化祭』を開催することとなりました。

文化祭では、作業療法で制作した作品や職員からの作品を発表する「展示コーナー」や、毎年趣向を凝らした飾り付けでおもてなしする「喫茶コーナー」などがあります。

そして目玉はもちろん、全棟合作の「巨大はり絵」。
今年のモデルは・・・あの人!

みんなあのポーズ、やってましたね~。
だいたい間違ってましたけどね~。

現在、みなさん力を合わせて制作中です!!

 

2月4日、ついに長崎県にも『インフルエンザ流行注意報』が発表されました。
これからも感染が拡大することが予測されますので、みなさん、ひきつづきご注意ください。

OTからくさ