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 発達障害の認識度の高まりとともに、医療機関に受診する方が増加しています。その治療法は薬物療法や精神療法が一般的ですが対応には限界があり、心理・社会的アプローチが期待されています。
大人の発達障害の方の中には、失敗体験により自己肯定感の低さやコミュニケーション能力の不得手が原因とされる生きづらさを抱えている方もいます。また、就職や異動などの環境の変化への適応に困難を感じ、精神的に問題を抱えてしまうこともあります。

 コミュニケーションプログラムは、昭和大学発達障害医療研究所で開発された自閉スペクトラム(ASD)の方向けの専門プログラムを参考にしています。コミュニケーションの練習や自己理解を通して、困りごとへの対処法を学んでいきます。

 ASDの方に限らず、コミュニケーションで困っている18~40歳までの方を対象としています(最大7名)。コミュニケーションスキルの習得だけではなく、同じような生きづらさを持つ者同士で体験を共有できることも重要であると考えています。

●当院におけるコミュニケーションプログラム

【日時/回数】
水曜日9:30~11:30/全10回

【内容】

1 オリエンテーション/自己紹介 6 相手の気持ちを考える/相手への気遣い
2 コミュニケーションについて 7 アサーション(非難や苦情への対応)
3 あいさつをする/会話を始める 8 自分の特徴を伝える
4 会話を続ける/終える 9 相手をほめる
5 感情のコントロール(不安・怒り) 10 振り返り/卒業式

【費用】

種別 自己負担額
国保・社保の方(3割) 1回 660円
自立支援医療制度利用の方(1割) 1回 220円

※費用の詳細については、事務所にお尋ねください。

●参加条件

  • 主治医により、適応があると判断された方
  • 原則として全セッションに参加できる方
  • 自身のことを話すことができる方(無理に話す必要はありません)
  • 個人情報を口外しないことをお約束頂ける方

※参加を希望される方は、主治医までご相談ください。
(当院以外に通院中の方は、初診を受けて頂く必要がありますのでご連絡ください)
※途中参加はできません。希望される方は次のクールまでお待ちいただくことになります。

●実際に参加された方の感想

  • 「自分の事を話すのがとても苦手なので、他の人の意見や程度も知れてよかった」
  • 「色々考えるのは自分だけかなと思っていたけど、皆さんの意見を聞いて共有するのが大事なんだなと実感した」
  • 「実戦練習をする前は、自分の意見を言うことで相手に嫌味や言い訳に感じさせてしまうのではと考えていたが、練習を通して柔らかく伝えられる方法を知れて役に立った。今後も練習していきたい」
  • 「始めはプログラムの中で発言するのに抵抗があったけど、少しずつ慣れていった。その経験が、バイトの面接の時に活かされた」

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