CBT-R:Cognitive behavioral therapy for rhythm disorder
睡眠・覚醒相後退障害(DSWPD)と起床困難の方を対象とする入院プログラムです。リズムを整え朝の爽やかな目覚めを取り戻して、生活の質を上げたい方にぜひおすすめのプログラムです。睡眠・覚醒相後退障害とは、生体リズムのズレにより眠る時間帯が遅くなり、望まれる時刻に起床することが出来なくなる、若年層によくみられる睡眠障害です。また、元々長く眠る傾向のある方では、平均的な時間に床についても、起床が上手くいかなくなることもあります。朝の目覚めが悪いと学校や職場へ登校・出勤が滞ってしまい、日常生活に大きな悪影響を及ぼします。
短期間の入院で、睡眠日誌を記入しながら、睡眠衛生と睡眠覚醒スケジュールを整え、お薬や高照度光療法(写真)などで生体リズムのズレをリセットし、朝の登校・出勤をしやすくします。中長期の休みを利用してリズムのズレを戻してみませんか?
なお、小学生から成人までが対象となりますが、長崎県在住の高校生以下(18歳以下)の方は「こども福祉医療」を利用することができます。