約5ヵ月間に渡って実施した外来のASDプログラムが修了となりました。
コミュニケーションに関することや日々の生活の困りごとを話し合い、共有し対処法を探っていくというプログラム。
初めは緊張していたみなさん(運営スタッフも)ですが、セッションを重ねるごとにお互いのことを話し合うように!
「私、〇〇で困っとるとさ」
「〇〇したら、上手くいくときあるよ」
「仕事がきつくて・・・」
ときには、雑談になることも!
「諫早の焼き肉屋〇〇、おいしかですよ」
「〇〇に行って楽しかった、行ってみて」
グループとしての成長も感じ、雰囲気もよくなってきた頃、全20回のセッションが終わり6名の方が卒業を迎えました。
「このプログラムに参加した良かった」
「みんなに会えて良かった」
「一人で悩んでたけど、一緒に考えてくれる人がいたから心強かった」
卒業生からの言葉です(涙)
運営スタッフとして、支援・援助する治療者という立場でありながら、こちらが助けられている部分がたくさんありました(心理的にも精神的にも)。文字で書くのは難しいですが、このプログラムを通して成長している部分も少なからずあると思います。参加していただいた方の生活が少しでも良くなることを祈っています。
らっきょ